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2006年6月26日 (月)

惑星。

 最近ホルストの「惑星」CDを2枚購入。1枚は冨田勲版。もう1枚はボールト指揮ロンドン・フィルハーモニー版。

 冨田版は初めて聴いた中学生のころを思い出し、時に愛らしく時に荒々しい音作りとドラマ仕立ての構成のおもしろさを楽しんだ。当時のシンセサイザーの単純ながら不思議な暖かみのある音色は心地よい。ノスタルジーもあるけど。
 人間が丹念にオペレーションし、機械がジェネレートする暖かみ。使う人の温かみが伝わるのかな。電気的に「疲れを知らないオーケストラ」を表現したワルター=ウエンディ・カーロスとはちょっと世界が違う。

 ボールト版は色々評判を聞いていたので遅ればせながらの鑑賞だったが、これが凄い。絶妙な緩急、精妙な音。すいません稚拙な表現で。安価で入手出来るので密林ででも買って聴いてください。

 生まれて初めて自分の金で買ったクラシックのレコードはメータ指揮ベルリン・フィル版だった。高校1年のころ。レベルメータが振り切れてるんじゃないかと思うほどの「火星」にイカレてしまって、これを聴くと深夜のお絵かきがヒートアップしたもんですよ。今聴き直すと荒削りな感じもするけど、それがまた高校生男子にはピッタリだったわけですな。
 初めて「木星」を聴いて、小学生の頃毎週見てた「日曜洋画劇場」のエンドクレジットにかかっていて、とても気になっていた曲はこれだ!と感激したのも忘れられない。

 ボールト版はリマスターが良くて非常にクリアな音質なのだが、所有のメータ版はちょっと音が曇っている感じで残念。リマスター版で聴き比べてみたい。

2006年6月18日 (日)

ポスターの記憶から。

 会社員時代にもらったポスターが不良在庫のように収納を占拠しているので部屋を掃除するたびに順繰りに張り替えた後処分している。
 何か、ポスターたるもの一度は部屋に飾ってやらないと成仏しないような気がして何となく気が咎めたので。
Img_0808_1  じっと眺めていると、もらった当時の記憶がほんのり甦る。ああ、これもらった時は期待に胸膨らんでたなぁ・・・。バブル経済と海外コンプレックスの産物。
この時期の映像作品は今一度検証して、その功罪を総括するのも面白そうだな。

 「ウルトラマンG」の記憶上の美点はオーストラリアでオープン撮影した抜けるような青空だったが、設定・ストーリーがそれに似合わず爽快さに欠ける物だった。編集テンポも緩慢で、むやみに高速度撮影された怪獣とウルトラマンのアクションは鈍重さばかり目立った。
 メカの発進シーンをはじめ、初期の話数は精密なミニチュアワークが堪能出来る物だったので非常に惜しい。
 編集に関しては劇場公開版でかなり改善が加えられて迫力が増していたが、フィルム撮影・ビデオで完パケという制作形態が災いして、前編キネコのぼんやりした頼りない映像だった。

 初動時に導入したパペット特撮が余りの迫力不足で取りやめになったそうだが、ぬいぐるみ特撮に変更後のラッシュを観た段階でも日本側スタッフは「こりゃまずい」と思ったはずだ。いや、思わないわけが無い。なにせ、これ以前に「西遊記」「スターウルフ」「ウルトラマン80」の特撮映像を作り上げた会社だ。
 この段階で撮影スタッフを再編して、ぬいぐるみ特撮に熟練した日本人スタッフを送り込むことも出来れば事態は改善したかもしれないが、海外作品故契約の問題もあるだろうし、当時は日本の特撮作品も層が薄かったため人材不足だったということもあったろう(すでに現在の特撮作品を支える人々は注目すべき作品を発表していたはずだが)。まあ、ここは想像。

 しかし、続く「パワード」では、さらにややこしい事になっていた事を考えるに、やはり民族的な意識の違いがあることを企画に・制作に織り込む判断が不足していたのではないかと思う。難しい話ではなく、単に

 「○○というものはこういうものだ」

という確信というか思いこみがお国柄で違う、という初歩的な部分でボタンの掛け違いが起こっているはずで、これに企画初期段階で気づくはずだったのだ。これは作品のセールスにも関わる事なので最優先事項なはずだが。まあ、これは門外漢の戯れ言。

 しかしこの2作品に「マイティジャック」や「スターウルフ」や「ウルトラマン80」のような愛情が今ひとつ感じられないのは、なにやら「俺はやったぜ」風な最近の特撮作品に感じる「独善的なニオイ」のせいかもしれない。個人的感想。

 なんか今日は文章が硬いな。風呂入って寝よう。

2006年6月10日 (土)

ウエットルキング

 いや〜、楽しませていただきました。視聴中ニヤニヤしているヤなオヤジ。
子供は元ネタも知らぬまま笑ってたのでオールオッケーですよ。
それでこそアニメケロロですよね。それにしても今回は濃かった。
サインを指で回すと痛いから鉛筆で回すなんてネタは当時を知る者でこそ出来ること。さぞや若い方々には加齢臭のウザい回だった事でしょう(笑)。

 パロディ部分だけでなく、「気持ち悪い」と言われて落ち込んだウエットルキングが、降りしきる雨の中で膝を抱えて紫陽花を見つめるシーンなどは、なかなかしんみりとした良いシーンでした。ストーリーの落としどころもとても良かったし。

 それにしてもあのユルユルの主題歌が。欲しい。欲しいぞ。ぜひともサントラ収録をお願いしたい。

 再登場はあるのかな。次はスケールアップしてウエットル兄弟も登場するとか。ウエットル警備隊のウエットルホークとか登場するならやってみたいなぁ。ヌメヌメのメカ(笑)。

2006年6月 9日 (金)

ウルトラマン先生

 ウルトラマン80ですよいきなり。いや、ふとこの所のオレ的テレビまんが主題歌ブームで思い出しただけですけどね。
 愛せる作品というのはありますね。出来が良くなくても。失敗作というのとは違うんですけど。失敗作ってのはもっと身の毛のよだつほど嫌悪する作品を指すので。あれとかこれとか。
 マイティジャックとかスターウルフとか、このウルトラマン80とかには非常に愛情を感じます。
「いっぱいお金かけて一生懸命作ったんだけど視聴率とれなかったよ。グスン。」
・・て感じがラブリーですわ。当事者はラブリーどころじゃないだろうけど。

 別にウルトラマンが先生だって構わないと思うんですよ。可能性、というかウルトラマン本人の選択として。おお、これだ、と思ったのなら。小さな事からコツコツとやらなきゃいけない、と判断したんでしょう。「エイティ」くんは。いいですよそういう解釈で。
 金八先生ブームだからウルトラマンも先生でやるか、と誰かが言い出して、おい、それはやめとけよ先生でウルトラマンなんてどうやってドラマ作るんだよ、とかそういう「なんだかなー」な企画会議を突破したというのはそれはそれで凄いし。わりと今現在のオレはそういう企画の流れ好きだし。

 ただ「ウルトラマン」が「先生」になる、とういうことを昇華してみせられる脚本家がいなかった・・・のか的確に発注出来る人がいなかったのかは不明だけども・・・いや、やはり企画が曖昧だな。生徒の人数分ドラマが出来る、という発言が当時あったと思うけど、そんなに甘くないでしょうに。30人いようが40人いようが、ドラマとして成立するようにカテゴライズしていったら、パターンはいくらもあるわけは無し、おまけに「ウルトラマン」と「怪獣」と「先生」をまとめてドラマ上に成立させなきゃならない。これはキツいですよ。そのキツイ所に時間と手間をかけるのを惜しんだんだろな。

 第1話を”思い出す”限り、「このままでは(当時の)ニューファミリー潮流に巻き込まれて子供はクソ野郎になってしまう」と思う矢的猛と(勝手な解釈ね。でもそれほど的はずれじゃないと思う)「このままでは実戦の恐ろしさを知らず平和ボケしたUGM隊員はクソ野郎になってしまう」というオオヤマキャップが手を握って、「俺達の力でなんとかしようぜ」な話なわけで、これはこれで面白くなる可能性はあったんだけど。ちょっと過激だ。だが恐らく当時の誰も理解していない。当時のオレも。

 結局「ウルトラマン先生」の成しえるドラマとして面白かったのは第1話「ウルトラマン先生」、第3話「泣くな初恋怪獣」第12話「美しい転校生」の3本か。

 特に「泣くな初恋怪獣」は、猛の担任である男子生徒の失恋を発生源とする怪獣の出現に対して、矢的猛はあくまで生徒に「先生」として接したが、男子生徒のやりきれない感情(怨念=マイナスエネルギー)が怪獣として暴走し、片思いの女子を怪獣(=男子生徒)が殺そうという瞬間、男子生徒は自分が発生させた怪獣の成り立ちを理解し、完全に否定する。

 それを見てはじめて「先生」猛は「ウルトラマン」に変身する。
記憶は定かではないが変身する前に「よし、それでいい!」という台詞があったはずだ。

「怪獣」が発生する原因は誰もが持っている。それを自分自身でどうにも解決できない時。そんな時に出現する、首が痛くなるほど見上げる巨人。それも中学生の味方。それがウルトラマン80の面白い所かな。

 方針転換後の、なんか腰が据わってない感じの「UGM編」もやけくそ加減が面白い「子供編」も、それはそれでおもしろいですよ。ミニチュア特撮スゲーですし。円谷さん、DVDよろしく。

 今日は長文だな。冬木氏の音楽がいけない。

2006年6月 7日 (水)

特撮ソング。

 このところ何故か特撮ソング三昧。
ちょっと前にいきなり「流星人間ゾーン」の主題歌が無性に聴きたくなってついついアーマーゾーンで購入して(TV版のようにイントロにティンパニ入ってないのでレコード盤は減点)以来、レンタルやらなにやらで(なにやらってなんだよ)増殖中。
 去年思い切って買った2万円台のヘッドホンで(買って解った。1000円のヘッドホンは1000円の音がする。10000円のヘッドホンは10000円の音がする。20000円のヘッドホンは20000円の音がするのだ!)、男らしく左右のチャンネルがパキッと分離したステレオミュージックを聴いているとなかなか幸せな気分になるな。特に70年代のビンボで熱いサウンドがいい。菊池に渡辺に亜星。子門に水木にヒデときたもんだ。燃え燃え。
 時勢もあるだろうが、アコースティックorエレキギターに勇壮なブラス、「泣き」のストリングスと、明らかにマカロニ・ウエスタンな曲が多いのは面白い。特に「戦え!ミラーマン」「ぼくらのキカイダー」「行け友よライオン丸よ(風雲ライオン丸)」の3曲は傑作だ。
 中でも改めて感銘をうけたのは「〜ライオン丸」。弦のアレンジの素晴らしさや、当時の子供向けの主題歌としてはかなり分厚い音作り、渋い歌唱にはうっとりする。「さすらいのジャンゴ」ばり。

 マカロニ云々は別にしても、70年代特撮主題歌は、ボブ佐久間の作品等に顕著なように60年代の慣例をそのまま受け継いだ直情径行の歌詞にハードな曲想、熱量の高い演奏が特長な気がする。角度的にはまっすぐ90°上を向いている感じ。昨今のように斜めってない(変な日本語)。それが幸せ(意味不明)。
 中には60年代歌詞を70年代感覚でねじ曲げてグラムロック調に味付けしたら世にも奇妙な1曲に仕上がった「マッハバロン」のような珍例もあるが。ガキの頃あんまり繰り返し聴くもんだから親に嫌がられた位好きな曲だけど。

 80年代の主題歌にはまたそれなりの面白さがありますけどね。内容と剥離した楽曲。それも無理矢理。ポップだったりロックだったり、ワケ分かんないもんだったり。
 これは当時の「なんか自分ダサイ気もするからちょっとファッションでも気にしなきゃいけないかな」と思い始めたアニメ&特撮ファンと、とても合致する。当時の大半の「ファン」は今の「オタク」ほど開き直れてなかった。だからそういった「ポップでロックでキッチュでバンプな(後半死語)」楽曲は喜ばれた。そういう意味で、このころの楽曲は自分にとって一部を除き(ちょっと愛を感じる)ギャグだったりする。カラオケでも好んで歌う。モスピーダ最高。ゴッドマーズ上等。

 ああ、ひさしぶりにカラオケ行きたくなってきたな。仕上げは、自分的現状21世紀最高の「キングゲイナー・オーバー!」で。どうですか。

2006年6月 3日 (土)

トンカツ食ってウマかっ・・・

 このところ仕事が押し気味でまともに外出していなかったので、昼は画材の買い出しも兼ねて外食に出た。女房が友人から聞いたという駅前商店街にある店のトンカツが旨いらしいというので赴き、ロースカツ定食をいただく。これが肉の旨味がよく出ていてサイコー。
 女房が注文したショウガ焼きを一口もらったが、よくある濃い味付けで質の悪い肉をごまかしたようなものではなく、薄目の味付けで柔らかくて甘みのある肉がこれまたサイコー。
 胴回りが気になる昨今なので頻繁には通えないと思うけど、月に一度くらいは食べたいなぁ。

 話変わって。来週のケロロはついにウエットルキング登場ですよ。原作の面白さに、さらにブーストかかってますよ。キッツいですよ。コンテ読んだ時から楽しみにしてたんですよ。昭和40年代特撮ファンの方々は見逃さないでね。パロネタが判らなくても面白いんですが、ネタ知ってるオサーンは120%楽しめるはずですよ。
 こんな回に限って私の仕事は何もなかったですよw
 絵描きのくせに絵は描かずオタクとして資料提供のみですよ。ハハ。

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