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2006年6月 9日 (金)

ウルトラマン先生

 ウルトラマン80ですよいきなり。いや、ふとこの所のオレ的テレビまんが主題歌ブームで思い出しただけですけどね。
 愛せる作品というのはありますね。出来が良くなくても。失敗作というのとは違うんですけど。失敗作ってのはもっと身の毛のよだつほど嫌悪する作品を指すので。あれとかこれとか。
 マイティジャックとかスターウルフとか、このウルトラマン80とかには非常に愛情を感じます。
「いっぱいお金かけて一生懸命作ったんだけど視聴率とれなかったよ。グスン。」
・・て感じがラブリーですわ。当事者はラブリーどころじゃないだろうけど。

 別にウルトラマンが先生だって構わないと思うんですよ。可能性、というかウルトラマン本人の選択として。おお、これだ、と思ったのなら。小さな事からコツコツとやらなきゃいけない、と判断したんでしょう。「エイティ」くんは。いいですよそういう解釈で。
 金八先生ブームだからウルトラマンも先生でやるか、と誰かが言い出して、おい、それはやめとけよ先生でウルトラマンなんてどうやってドラマ作るんだよ、とかそういう「なんだかなー」な企画会議を突破したというのはそれはそれで凄いし。わりと今現在のオレはそういう企画の流れ好きだし。

 ただ「ウルトラマン」が「先生」になる、とういうことを昇華してみせられる脚本家がいなかった・・・のか的確に発注出来る人がいなかったのかは不明だけども・・・いや、やはり企画が曖昧だな。生徒の人数分ドラマが出来る、という発言が当時あったと思うけど、そんなに甘くないでしょうに。30人いようが40人いようが、ドラマとして成立するようにカテゴライズしていったら、パターンはいくらもあるわけは無し、おまけに「ウルトラマン」と「怪獣」と「先生」をまとめてドラマ上に成立させなきゃならない。これはキツいですよ。そのキツイ所に時間と手間をかけるのを惜しんだんだろな。

 第1話を”思い出す”限り、「このままでは(当時の)ニューファミリー潮流に巻き込まれて子供はクソ野郎になってしまう」と思う矢的猛と(勝手な解釈ね。でもそれほど的はずれじゃないと思う)「このままでは実戦の恐ろしさを知らず平和ボケしたUGM隊員はクソ野郎になってしまう」というオオヤマキャップが手を握って、「俺達の力でなんとかしようぜ」な話なわけで、これはこれで面白くなる可能性はあったんだけど。ちょっと過激だ。だが恐らく当時の誰も理解していない。当時のオレも。

 結局「ウルトラマン先生」の成しえるドラマとして面白かったのは第1話「ウルトラマン先生」、第3話「泣くな初恋怪獣」第12話「美しい転校生」の3本か。

 特に「泣くな初恋怪獣」は、猛の担任である男子生徒の失恋を発生源とする怪獣の出現に対して、矢的猛はあくまで生徒に「先生」として接したが、男子生徒のやりきれない感情(怨念=マイナスエネルギー)が怪獣として暴走し、片思いの女子を怪獣(=男子生徒)が殺そうという瞬間、男子生徒は自分が発生させた怪獣の成り立ちを理解し、完全に否定する。

 それを見てはじめて「先生」猛は「ウルトラマン」に変身する。
記憶は定かではないが変身する前に「よし、それでいい!」という台詞があったはずだ。

「怪獣」が発生する原因は誰もが持っている。それを自分自身でどうにも解決できない時。そんな時に出現する、首が痛くなるほど見上げる巨人。それも中学生の味方。それがウルトラマン80の面白い所かな。

 方針転換後の、なんか腰が据わってない感じの「UGM編」もやけくそ加減が面白い「子供編」も、それはそれでおもしろいですよ。ミニチュア特撮スゲーですし。円谷さん、DVDよろしく。

 今日は長文だな。冬木氏の音楽がいけない。

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コメント

ご存知のとおり、俺的ウルトラマンは「レオ」と「80」な訳で
正直いろんな意味でMAXだったものを刷り込まれています。
「レオ」は多少、戸塚的スパルタな一面を見せつつスポコンだ
ったり敵意外は比較的わかりやすい主人公像だったのに対
し、ショパン「80」は、先生でUGMでウルトラという子供ながら
に仕事に無理があると思いながら、後半の隊員職が優先され
てしまった流れにちょっとした寂しさを感じたものです。後は空
から見ると丸分かりの基地に恥ずかしさを覚え始めたころでも
ありました。

最近、往年のウルトラ戦士がこぞって悪役だったりするのもモ
ヤッとしたものを感じます。

>kk-01さん
私の世代、「レオ」のダンとゲンのやりとりは物真似ネタとしてギャグ扱いでしたね。掃除の時ダン役が短いほうきを逆に持ってゲン役をどつく。で、女子に「男子まじめにやりなさいよー」と怒られる。

「80」のころはもう特撮オタク初心者でしたから、そりゃもう熱心に&偏った視聴してました。
当時の知人が「猛がUGMのパドックでテストの答案用紙を採点しているシーンがあれば良かったのに」と言っていて、なるほどなあ、と思った記憶が。
第1話にあった、生徒や周囲にとってちょっと困った先生、の線がうまく活かせれば、ちょっと違った面白さも出たかも知れませんね。生徒の無気力に対する猛のバイタリズムが不足してる感じがします。

アルファベット型の基地って、昔ヨーロッパだかどこだかの政府機関の建物が同様の造りで、それをモデルにしたのかも。小学校の社会科の教科書に載ってた。

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